議事録の書き方|テンプレート・コツ・AI活用法を完全ガイド

議事録とは

議事録とは、会議や打ち合わせで話し合われた内容、決定事項、今後のアクションを記録した文書のことです。正確な議事録は、参加者の認識統一、不参加者への情報共有、後日の証拠・参照資料として重要な役割を果たします。

議事録に書くべき項目

過不足のない議事録を作成するために、以下の項目を含めましょう。

項目内容重要度
会議名・日時・場所いつ・どこで行われた会議か必須
参加者出席者と欠席者の名前・役職必須
議題(アジェンダ)話し合われたテーマの一覧必須
議論の要点各議題で出た主な意見・論点必須
決定事項合意された内容、結論必須
アクションアイテム誰が・いつまでに・何をするか必須
次回会議の予定日時・場所・議題の予告推奨
配布資料会議で使用した資料へのリンク推奨

議事録テンプレート

以下のフォーマットをコピーしてそのまま使えます。

■ 会議名:
■ 日時:20XX年XX月XX日(X)XX:XX〜XX:XX
■ 場所:
■ 参加者:
■ 欠席者:

【議題1】XXXXXXXXXX
・議論の要点:
・決定事項:
・アクション:担当者 / 期限

【議題2】XXXXXXXXXX
・議論の要点:
・決定事項:
・アクション:担当者 / 期限

■ 次回会議:20XX年XX月XX日(X)XX:XX〜
■ 次回議題(予定):
■ 作成者:

議事録を上手に書く5つのコツ

  1. リアルタイムで箇条書き ― 会議中はキーワードと要点だけを箇条書きでメモし、会議後に文章化する。完璧な文章を書こうとすると聞き逃す。
  2. 「決定」と「議論中」を明確に区別 ― 決定事項は「【決定】」、継続検討事項は「【保留】」と明記。曖昧な記述は後のトラブルの元。
  3. アクションアイテムは「誰が・いつまでに・何を」 ― 「検討する」「確認する」だけでは不十分。必ず担当者と期限をセットで書く。
  4. 24時間以内に共有 ― 記憶が新しいうちに仕上げて共有する。時間が経つほど内容が曖昧になる。
  5. 事前にテンプレートを用意 ― アジェンダに沿った見出しを事前に作っておけば、会議中はそこに埋めるだけで済む。

AI議事録ツールの活用

AI文字起こしツールを活用すれば、議事録作成の負担を大幅に軽減できます。

  • リアルタイム文字起こし ― Notta、CLOVA Note、torunoなどが会議中にリアルタイムで発言をテキスト化
  • 自動要約 ― AIが長い会議の要点を自動で抽出し、議事録の下書きを作成
  • 話者識別 ― 誰が何を言ったかを自動で識別し、発言者名を付与

ただし、AIの出力をそのまま議事録にするのは危険です。決定事項やアクションアイテムの正確性は必ず人間が確認しましょう。ツールの詳しい比較はAI文字起こしツール比較をご覧ください。

オンライン会議の議事録

Zoom・Google Meet・Microsoft Teamsなどのオンライン会議では、以下のポイントに注意しましょう。

  • 参加者の同意を得た上で会議を録画・録音する
  • 画面共有された資料もスクリーンショットで記録する
  • チャットログも議事録に含める(重要なURLやメモが残されていることが多い)
  • 通信トラブルで聞き取れなかった部分は、録画で確認する

議事録の種類

要約型

要点と決定事項のみを簡潔にまとめる。定例ミーティングや社内の打ち合わせに最適。

詳細型

発言を詳しく記録する。取締役会、株主総会、法的に記録が求められる会議向け。

逐語型(全文書き起こし)

発言を一言一句記録する。裁判記録、公式な議会記録、研究データとして使う場合。書き起こし.comが行っているのはこの逐語型に近い方式です。書き起こしの詳しい方法論については書き起こし(文字起こし)とはをご参照ください。

まとめ

議事録は「会議の成果を記録し、次のアクションにつなげるための文書」です。テンプレートを活用し、決定事項とアクションアイテムを明確に書くことが最も重要です。AI文字起こしツールを補助的に使い、人間が最終確認することで、効率的かつ正確な議事録を作成しましょう。

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